国内製造業各社を取り巻く環境は、ここ数年大きく変化しており、厳しさも増しています。 製品は多機能化、軽薄短小化し、より複雑化する傾向にあり、製品安全性や環境、SDGsへの配慮も必要です。加えて国内市場が成熟した今日、企業の継続的な成長のためにはグローバル市場への展開が大きな課題になっています。かつては新興国と言われた国も、日増しに力を付けており、優位性を保ち続けるにはさらなる技術研鑽も欠かせませんし、ベテラン技術者から若手への技術伝承も、待ったなしの状況です。 これらへの抜本的な対策のために、最近はDX戦略が取り沙汰されており、それを迅速かつ成功裏に進めるための業務改革への機運がますます高まっています。 |
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このような状況下、業務改革を支援するコンサルタントには、
といったことが期待されており、その要求も高くなる一方です。 私はこれまで製造業各社の業務改革を支援する中で、短期間でお客様の改革を成功に導く方法論の重要性を強く感じ、これまでの経験と知識をベースに各種方法論を構築して参りました。そしてこれらをより進化/深化させ、ますます高度化する要求にお応えし続けたいと考え、2016年に技術コンサルティングとエンジニアリングサービスの専門会社 VPrimes(ブイプライムズ)を設立しました。お蔭様で支援先企業様から高い評価をいただき、持続的に成長しております。 VPrimesという社名は「Valuable Process Innovation Methodologies & Engineering Services(価値ある業務改革方法論と技術支援)」に由来しています。初心を忘れないようにとの思いを込めて命名しました。 Primeには「主要な,主な,最も重要な, 優良の,最良の,すばらしい,極上の」という意味があります。常に最新・最良・最上のサービスを提供することは、我々の使命です。 またPrimesには「素数」という意味があります。素数は1とそれ自体でしか割れないユニークな数であり、全ての自然数は素数の積で表せます。つまり素数は礎。我々の独創的なサービスがお客様の改革の礎になるならば、これ以上の喜びはありません。 "We provide valuable process innovation methodologies & engineering services." 当社はこのスローガンの下、価値ある最良の、また最先端のコンサルティングサービスを提供できるよう、これからも日々精進して参ります。 2023年8月 合同会社VPrimes 代表社員 宮木邦宏 |
■宮木邦宏 略歴●1983年 大手精密メーカーへ入社 3次元CADビジネス部門において、生産技術系を中心とした効率化手法の企画・開発および顧客サポートに従事。 この間に手掛けた金型設計支援システム開発において考案・採用した各種設計手法は、その後多くのシステムに影響を与え、現在は標準的な手法となっている。 ●1995年 製造業向けソリューション・ベンダーへ移籍 生産技術系ソリューション担当マネージャとして、3次元金型設計アプリケーション、2.5軸・穴あけ加工自動化システム、CADデータ流通効率化支援システムの製品企画・製品開発~顧客開拓・サポートを主導。 また、不具合未然防止ソリューション担当ディレクターとして、方法論の啓蒙、システムの企画・販売にも精力的に取り組む。 ●2008年 技術コンサルティングファームへ参画 製造業各社向けの業務プロセス改革コンサルティングに従事し、重工業から精密まで、幅広い顧客の製品開発業務プロセス改革を支援。 この活動を通じて各種の現状評価指標や業務改革方法論を考案。 ●2016年 合同会社VPrimesを設立、代表社員に就任
3次元設計を核としたソリューションビジネスに黎明期から携わり、常に業界をリードしながら製品設計/生産業務の効率化手法開発と、それをベースとしたシステム製品の企画・開発の実績を持つ。特許出願6件。 ナレッジマネジメント方法論および同方法論に基づいたシステムの構築方法での特許所有(2019年:特許第6710664号) [近年の執筆活動] ●日経BP社 日経ものづくり「体質改善・3次元設計」 (前職) 2010年4月号~2011年5月号 全14回シリーズ 全体監修および第1回~3回、11,12回執筆 ●日経BP社刊 「グローバル競争を制する処方箋『個別受注で勝つ』」 執筆協力(前職) [各種講演] ●日本テクノセンター、製造業向けソリューションベンダーなど多数
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